ニュース&トレンド

伝説のホットハッチ登場!タミヤ1/10RC フォルクスワーゲン ゴルフ II GTI 16V (MB-01シャーシ)

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。記事で紹介した商品を購入すると売上の一部が当サイトに還元されます。

ある日の午後、執事がお嬢様にお見せしたのは、真っ赤なボディに黒いラインがキリリと入った、どこかクラシカルでスポーティーな一台のマシンでした。

お嬢様: 『あら、インディ。何かしら、この可愛らしいのに力強さも感じる車は?小さくて扱いやすそうだわ。これならパリの街並みや、南仏の海岸沿いを走るのにぴったりじゃない?』

執事: 『さようでございますか、お嬢様。お目に留まりましたようで何よりでございます。』

お嬢様: 『ええ!すごく素敵だわ!この赤いラインがアクセントになっていて、おしゃれね。きっと乗り心地も良いのでしょう?今すぐ、わたくしの普段使いの車として準備してちょうだい。もちろん、内装は全てピンクの革張りでお願いするわ。』

執事: 『……失礼ながら、お嬢様。こちらは…その…「電動RCカー」の組み立てキットでございまして…やはり、お嬢様ご自身がお乗りいただくことは叶いません。サイズは全長383mm、全幅170mm、全高138mmほどでございます。』

ラジ子お嬢様

じょ、冗談よ!

またまたお嬢様ジョークが分からなかったのね、インディったら!もう!

(まあ、これもラジコンなの?!本当に普通の車みたいに見えたのに…悔しいわ!)

どうやら今回も、お嬢様はRCカーを本物の車と間違えてしまわれたようです。

しかし、それほどまでにリアルに再現されているということでもありますね。

お嬢様が今回一目惚れなさったのは、フォルクスワーゲンが世界に誇るコンパクトカー、ゴルフの2代目、その中でも特に人気の高いスポーツグレードを再現したRCカーです。

ではご紹介いたしましょう。

色褪せない名車、ゴルフⅡ GTI 16V

こちらは、1983年に登場した2代目フォルクスワーゲン ゴルフ(ゴルフⅡ)の、**「GTI 16V」**というグレードをモデル化した電動RCカーの組み立てキットです。

ゴルフは1974年の初代登場以来、世界のコンパクトカーのベンチマークとして進化を続けてきました。

そして、1986年にゴルフⅡに加わったのが、この「GTI 16V」です。

少し遡りますと、1983年に導入された当初の2代目ゴルフGTIは、先代モデル(ゴルフI)の末期から排気量が1588ccから1781ccに拡大されたエンジンを基本的にはそのまま搭載しておりました。

形式はSOHCの8バルブで、最高出力は112psでした。

ところが、1986年に大きな転機が訪れます。

新たにDOHC16バルブヘッドを持つエンジン搭載車が加わったのです。

排気量は同じ1781ccのまま、この16バルブ化により最高出力は139psまで大幅に向上し、「ゴルフGTI 16V」を名乗りました。

ラジ子お嬢様

112psから139psにパワーアップですって?まるでわたくしの魅力が増すようだわ!

(※ちなみに、この139ps仕様は触媒がなく、触媒付き仕様では10ps劣る129psとなりました。)

この強化されたエンジンは、高出力を受け止めるために熱対策も強化され、ソジウム封入バルブを採用するなど、細部までこだわった設計がなされていました。

まさに「ホットハッチ」として走りに磨きをかけたモデルでした。

その実車の魅力を、RCカーでも存分に味わえます。

直線基調のシャープな2BOXフォルムは、丈夫なポリカーボネートで見事に再現。

しかも、ボディ本体は鮮やかなレッド、ウインドウ部分はスモークで塗装済みなのです!

さらに、ホイールアーチのカットやボディキャッチの穴開け加工も施されているため、ビギナーの方でもボディ製作のハードルがぐっと下がります。

ヘッドライトケースやドアミラーは別パーツとなっており、立体感のある仕上がり。

そして、GTIのアイデンティティである、前後バンパーやサイドモールの赤いピンストライプはステッカーで用意されています。

これを貼り付ければ、あの伝説的なスタイルが完成です!

遊びの幅が広がるMB-01シャーシを採用!

この魅力的なゴルフⅡ GTI 16Vのボディを支えるのは、タミヤのMB-01シャーシです。

このシャーシの最大の特徴は、後輪駆動(RWD)と前輪駆動(FWD)の選択が可能なこと!

さらに、3種類のホイールベース(ショート、ミディアム、ロング)も選択できるという、非常にマルチパーパスなコンパクト2WDシャーシなのです。

これにより、様々なボディを載せて、軽快な操縦特性を楽しむことができます。

今回のゴルフⅡ GTI 16Vは、実車が前輪駆動であることに合わせて、前輪駆動仕様で組み立てます。

前後左右対称設計の足まわりには、フリクションダンパーを装備したダブルウィッシュボーンの4輪独立サスペンションを採用。

安定した走行性能を発揮します。

また、各部分が「ユニットモーターマウント」、「ユニットファイナルギヤケース」、「サスペンションユニット」としてユニット化されているため、組み立てやすさはもちろん、メンテナンス性にも優れています。

そして、冒頭で述べた駆動方式の変更も簡単!走行用バッテリーやRCメカを搭載したセンターフレームはそのままに、ギヤボックスとステアリングリンケージの向きを入れ替えるだけで、前輪駆動から後輪駆動に変更が可能となります。(※ただし、このゴルフⅡのボディを載せる場合は前輪駆動が推奨されます)

後輪駆動を選んだ際は、モーターの搭載位置をロー・ハイの2種類から選べ、操縦特性の違いを楽しむことができるという、マニアックな一面も持ち合わせています。

ラジ子お嬢様

塗装済みで穴開けもしてあるの?それならわたくしでもすぐに完成させられそうね!

インディ

左様でございます。

ボディ製作の手間が省けるのは、ビギナーの方にも嬉しいポイントかと存じます。

そして、MB-01シャーシは、一台で様々な走行特性を楽しめる優れたシャーシでございます。

ゴルフⅡGTIとして組む際は前輪駆動となりますが、後輪駆動のセットアップも試せるというのは、RCカーファンにとっては魅力的なポイントかと存じます。

ラジ子お嬢様

ふむふむ…ますます興味が出てきたわ。

でも、組み立てキットということは、自分で細かい部品を組み立てなければならないのね?

執事: 『はい、電動RCカーの組み立てキットでございますので、ご自身で組み立てていただく必要がございます。しかし、各部がユニット化されておりますので、比較的スムーズに組み上げられるかと存じます。もちろん、わたくしもお手伝いさせていただきますよ。』

お嬢様: 『あら、インディが手伝ってくれるなら安心ね。よし、決めたわ!このフォルクスワーゲン ゴルフⅡ GTI 16V、わたくしのRCカーコレクションに加えるわ。

ラジ子お嬢様

早速20台オーダーしてちょうだい!

インディ

かしこまりました、お嬢様。

早速お手配させていただきます。

フォルクスワーゲン ゴルフⅡ GTI 16V。

それは、コンパクトカーでありながら世界中のファンを熱狂させた一台です。

その魅力を凝縮したタミヤのRCカー、いかがでしたでしょうか?

色褪せない名車のスタイル、特にそのパフォーマンスを支えたエンジンのストーリー、そしてMB-01シャーシの秘める可能性。

ぜひ皆様も、このRCカーで、往年のホットハッチを「ドライブ」する喜びを体験してみてください!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です