今回ご紹介するのは『タミヤ OP.1232 3mm ビス穴タップ (M3×0.5) 』と『タミヤ クラフトツールシリーズ No.86 モデリング ドリルチャック 』です。
3mmビス用の下穴をネジ溝加工して、適度なきつさのビス穴を作ってくれます。
特に樹脂パーツが多い入門者用~ミドルクラスのマシンを組み立てる時に重宝する工具ですね♪
では早速レビューしていきますよ~♡
●すぐに見たい項目があれば下の目次から選んでください
タミヤ OP.1232 3㎜ビス穴タップの外観
上が「モデリング ドリルチャック」、下が「3㎜ビスタップ」です。
ドリルチャックはけっこうゴツイです。
これだと大きさのイメージが湧かないと思うので…
わかりやすく比べてみましょう♪
向きが悪かったですね💦
だいたいクーちゃんのホイールベースくらいです。
あとホイールベースってどういうこと?
かなりゴツイと思っていましたが、
長さはTRF六角レンチドライバーと殆ど変わらないです。
だいたい20㎝くらいです。
タップ部分は5㎝くらいです。
上部には「TAMIYA CRAFT TOOLS」のプリントがあります。
タミヤのモデリングドリルチャックはグリップが最高!
この青い部分の大きさ、形、素材が手に馴染みやすく、グリップが抜群なんです。
だから私のように、手が小さくて力が弱くても、グイグイとねじ山を作ってくれますよ。
ちなみに、3㎜ビス穴タップは小型タップホルダーに装着して使うこともできます。
こんなやつ👇
タップホルダーでもいいんですが…
使い勝手はタミヤ モデリングドリルチャックの方が圧倒的にいいです✨
ビスタップの使い方
ドリルチャックの先端をグリグリ回すと隙間が開いてくるので、そこに3㎜ビスタップを装着して締め込みます。
周りがギザギザになってるので締め込みやすいです。
では実際にネジ溝を作ってみましょう♪
ちょうどフロントアップライト(C部品)の新品がありました。
○で囲んだ部分のパーツです。
縁石に乗ったり、ぶつけたりすると壊れやすい部分ですね。
手元にあった物は強化樹脂タイプなので、いきなりビスを取り付けるのは大変です。
そこでビス穴タップの出番✨
真っすぐの状態でグイグイと回すだけでネジ溝が出来ていきますよ~
「”力”は殆ど必要ありません。」
と言うのは大げさですが、レンチでビスをねじ込むよりずっとスムーズに回ります。
クーちゃんも手伝ってくれるそうです。
器用だね
クーちゃんと一緒に、3か所ネジ溝加工しました。
では実際にビスを留めてみましょう。
新品のアルミピロボールがあったので、試しにこれを使います。
見てください!
普通なら強化樹脂にアルミビスの組合せは、
「絶対ビスの頭を潰すやつ」
ですが、
アザラシの赤ちゃんでも取り付けることができましたよ。
「どう、上手に出来たでしょ?」と、言わんばかりの表情です。
※このように使うパーツではありません。
3㎜ビス穴タップはこんな人におすすめ
ビス穴タップは「無くちゃダメ」という工具ではありません。
でも、このタップを使用すると❝適度なきつさ❞のビス穴を作ることができます。
分解整備を繰り返す場合も、ビス穴の耐久性がアップします。
また、フロントアップライトなどの部分では、ビスを真っすぐに取り付ける(締め込む)ことが、可動部分のスムーズな動きに繋がります。
「二度手間になるので面倒くさい」というデメリットはありますが、じっくり時間をかけて製作する人にはピッタリのツールです♪
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