今回ご紹介するのはラジコンの基本操作の練習方法です。
ラジコンライフをスタートしたみなさん、
「たくさん練習していますか~?」
もう相当なレベルに到達しているんじゃないだろうか🐾
ちょっと走りを見せて♡
それっ!
もぉ~、いきなり足にぶつかってるじゃない↷
ラジコンは広いところで自由に走らせていると、なんとなく上手にコントロールできている感じになります。
ですが「実際には上達していなかった」ということが少なくありません。
そこで今回はラジコン初心者向けに「RCカーの基本的な操縦とおすすめの練習法」をご紹介いたします。
※見たい項目があれば下の目次から選んでください。
目次
RCカー用プロポの持ち方(構え方)
無駄な力を入れない
ほとんどの方がホイラータイプのプロポをお使いだと思います。
左手でスロットル、右手でステアリングホイールを操作します。
※左利き用に変更出来るプロポもあります
注意点としてはどちらの手(指)も「ギュッ」と握らないことです。
そして構える時は肘を自然に曲げて、プロポが体から離れないようにします。
肘が開いていたり、肩が挙がっていると(いかり肩みたいな感じ)余計な力が入っている証拠です。
余計な力が入るとスムーズな操作ができません。
それに身体にも負担がかかります。
ステアリングホイールは離さない
初心者がやってしまいがちなのが、ステアリング操作する右手(指)をホイールから離してしまうことです。
確かにステアリングホイールにはバネが入っているので勝手に戻りますが、正確なコントロールをすることができません。
ステアリングを切る時も、戻す時も常にホイールを保持しているのが基本になります。
自分に向って走らせると左右が混乱する
たまにマシンが自分の方に向かってくる時に左右が混乱して反対にステアリングを切ってしまう方がいらっしゃいます。
1/2の確立にかけるしかないよね。
自分がマシンに乗ったイメージで操作すると自然と混乱しなくなります。
安全な広場でしばらく走らせているとすぐに出来るようになります。
ラジコンの基本的な操縦練習
はじめは広くて安全な場所で”自由に思いっきり”走らせるのが楽しいですよね。
ある程度プロポの操作とマシンの動きがわかってきたら、今度は「パイロン」などの目印を使って練習してみましょう。
コントロールが上達しますよ!
ラジコンで8の字走行の練習をする
まずは楕円形(オーバルコース)で練習してみましょう。
じゃあインディアナポリス・モーター・スピードウェイに行かないと💦
わざわざアメリカまで行かなくても、パイロンなどの目印が2つあればOKです。
一番最初はゆっくり一定のスピードで走らせて、パイロンを回りましょう。
ステアリング操作の感覚を覚えるだけでOKです。
次に直線部分ではスピードを上げ、コーナーに近づいたらスピードを落とすスピードコントロールを加えます。
楕円形に慣れたら今度は「8の字」です。
練習をする時はただパイロンをクリアするだけでなく、
「減速と加速のポイント」
「キレイな弧を描いているか」
「パイロンに近づけることができるか」
「スロットルとステアリングの連動」
などを意識しながら走らせます。
目印は何でもいいのですが、ぶつけて倒れたりズレるのを直すのはかなり面倒くさいです。
かと言って重さのある障害物だとマシンを壊してしまいます。
専用品もありますが、私は100均などに売っている紙皿(ペーパーディッシュ)で練習しています。
ガムテープで張り付ければズレません。
でも…
急な雨には注意してください(笑)
マシンの先を見て操縦する
自動車やバイク、自転車に乗る時には前方を見て運転しますよね。
RCカーを操縦する時にも視線はマシンの進行方向の先の方にあわせ、スピーディーに反応できるようにします。
基礎練習は精神的に辛い
「絶対上手くなってやる!」と強い意思を持っていれば大丈夫かもしれませんが、殆どの人にとって基礎的な練習を繰り返すのは苦行です。
何人かで集まって、遊びの要素を取り入れながら楽しくトレーニングしましょう。
空き缶倒し
先ほどはパイロンに当たらないように練習しましたが、これは空き缶を倒していく遊びです。
一番早く全ての缶を倒した人が勝ち、倒す順番は自由です。
正確に缶にぶつける技術も大事ですが「どの順番で倒すか」を考えておくのも重要です。
タイムアタック
先ほどはパイロンを2個使っての練習でしたが、今度はもっとたくさん置いてタイムアタックをしましょう。
◆ ジムカーナって何?
ジムカーナは舗装された路面に任意に設定されたコースを競技車両が1台ずつ走行し、タイムを競うモータースポーツです。
ショートコースやパイロンを使って作られたコースで行われます。
クルマ、バイク両方あります。
全日本ジムカーナ選手権で前人未到の100勝、18度のシリーズチャンピョンを獲得している山野哲也選手の走り⇩
ラジコンでジムカーナを行うことで、コース全体をスムーズに走るためのライン取りを考える練習にもなります。
こういう遊びをやると大人げなく、
「順番が早い方がバッテリーが有利じゃないか!」
と言ったり、
「専用マシンを作ったり」する人がいますが、
あくまでも操縦のトレーニングなので、ゆるい感じでやるのが楽しいです。
2駆のオフロードバギーは初心者の練習に最適
ツーリングカーは舗装さていて、ある程度平らな路面でないと中々走らすことができません。
ですので練習する場所が限られてしまいます。
その点バギーは土の上でも、凸凹の路面でもOKなので色んなところで練習できます。
そして、2駆のバギーはしっかりと減速してコーナーに入ったり、丁寧にコーナーを立ち上がらないとスピンしてしまいます。
ラジコンの基本操作の練習法:まとめ
・まずは広くて安全な場所で思いっきり走らせてプロポ操作とマシンの動きの感覚をつかむ
・パイロンなどの目標物を置いて「オーバル」や「8の字」の練習をする
・一人で基礎練習をしていると辛くなるかもしれない
・仲間と一緒に遊び感覚でトレーニングすると楽しい
・バギーはどこでも練習できるのでおすすめ
基礎練習は大切ですが、あまり根を詰めるとすぐに飽きたり嫌になってしまうこともあります。
純粋に「ラジコンを走らせる楽しさ」を忘れないようにしましょうね~
基礎練習である程度マシンをコントロールできるようになったら次はサーキットデビューです!
サーキット走行に慣れたら今度はいよいよレース出場ですよ!