RCカーに興味を持つ理由は様々です。
「車が好き」
「メカが好き」
「友達がやっている」
「小さい頃からの憧れ」
「なんかカッコいい」
子供の頃にお父さんの部屋に飾ってあったF1のRCカーを見て「なんかカッコいい」と思ったのです。
画像引用:tamiyabase
そのラジコン(マクラーレン)は随分古くて、結局走るところは見なかったのですが、部屋に飾ってあるだけで「なんかカッコいい」オーラが出ていました。
父親は車のプラモデルもたくさんコレクションしていました。
プラモデルの方がRCカーよりずっとリアルで細かい部分まで再現されています。
でも私から見ると、なぜかラジコンの方がオーラが出ている。
「俺カッコいいだけじゃなくて走れるんだぜ」みたいな。
イケメンなのに、あんまり可愛くないけど性格の良い子と付き合う男みたいな。
とにかく、
RCカーは走らせずに置いておくだけでもワクワクさせてくれるものなんです!
RCカーというと、準備する機器やパーツの種類の多さ、難解な専門用語などで複雑極まりない世界に見えます。
ぶっちゃけ一般の人からしたら、かなりマニアックな趣味と言えるでしょう。
これからRCカーを始めようと思っても、たくさんある種類の中から何を基準に選んだらいいのかわからなかったり、ショップに1人で行くのが怖かったりするはずです。
でもRCカーはとってもエキサイティングで最高に楽しいもの。
だからもっとたくさんの人にRCカーを始めて欲しいです。
少しでも興味を持った方が気軽に始められ、そしてずっと楽しく続けられるようにRCカーの楽しみ方を語ってみようと思います。
わたくし、RCカー大好き女子のラジ子です。
もっとたくさんの方にRCカーを楽しんで欲しくて、「LOVE RC CAR」を立ち上げました。
このサイトではリアル初心者目線でRCカーの魅力をお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願い致します♡
よろしくね🐾
目次
RCカーって何?
RCカーは「ラジオコントロールカー:radio control car」の略で遠隔操作でコントロールする模型の自動車です。
“ラジコン”という名称については、株式会社増田屋コーポレーションが、おもちゃその他の区分[注 1]で商標権を持っています。
そのため、タミヤは「RCモデル」、京商は「R/Cモデル」と表記しています。
このサイトでは「ラジコン」「RC」「RCカー」が混在していますが、同じ物を意味して使っています。
ラジコンはトイ用とホビー用の2種類に分けられます。
ホビーラジコンは実車に近い構造になっていたり、メカ類も高度な制御機能を持っています。
ですのでスピードやステアリングを細かくコントロールすることができます。
最近のトイラジにはスピードが速いものや、微妙な操作を行うことができるものもありますが、やはり構造は簡素で耐久性も低いです。
RCカーの魅力と楽しみ方
レースや競技会で腕を競い合う
RCカーというと「レース」「ドリフト」などの競技のイメージも強いですよね。
ラジコンショップ独自のレース、日本全国で行われるメーカー主催のレース、ドリフト競技会、そして世界選手権まで様々な競技が行われています。
「レースで勝ちたい!」
「カッコいい走りをみせたい!」
という目的を持つことで、一生懸命練習したり知識を得ようとするので楽しみ方が広がります。
マシンをカスタマイズする
でも、RCカーは何か結果を出すだけが楽しみではありません。
パーツを取り付けてカスタマイズしたり、ボディを綺麗にドレスアップしたり、自分好みの車に仕上げる喜びもあります。
部屋に飾っておくだけでもカッコいいし、眺めているだけでも楽しいんですよ。
RCカーを使ってオシャレな動画を作るっていうのもありですよね。
とりあえず1台手元にあれば、楽しみ方は自由です。
だからRCカーが気になったら、「何のために買うのか」なんて目的を考えなくても、後からいくらでも楽しみ方を見出すことができます。
ラジコンを買っても続かないかも💦
えっ、すぐに飽きちゃうかもしれない?
私も飽きっぽい性格なので、1回たっぷり走らせると「しばらくRCはいいかな~」なんて思うんですが、ちょっと時間が経つとまた急に「サーキット行きたい」ってなるんですよ。
RCカーと一口に言っても、たくさんカテゴリー(種類)があるのでそうそう飽きることはありません。
でも、
もしも本当にいらなくなっても大丈夫です。
RCカーが欲しい人はたくさんいますので、ヤフオクやメルカリに出せばすぐに売れます。
不器用だしメカに弱いけど大丈夫??
ラジコンは車体の他にも色んな周辺機器をそろえなければなりません。
「アンプ?受信機?意味わからん」
という方も多いと思います。
でも大丈夫です。
当サイトでは、ラジコン入門者の方に向けて『RCカーの「超」基礎知識』や『ラジコンの始め方』をわかりやすくご紹介しています。
それからラジコンは自分で組み立てるのも醍醐味ではありますが、
「不器用で自信がない」
「そんな細かいことやってられない」
という人の為に、
はじめから完成しているラジコンもあるんです。
えっ?それトイラジじゃないかって?
違いますよっ
れっきとしたホビーラジコンでも、はじめから完成してるのがあるんです!
例えばタミヤのXBシリーズ
画像出典:TAMIYA
XBというのは、EXPERT BUILTの略で、あれ?それならEBのような…、
まあいいや、
つまり熟達者が作ってくれた完成品のラジコンです。
上の画像のXBはTT-02というシャシー(車体)を使っていて、走らせるのに必要なメカ類とバッテリーがすべて揃っているんです。
あとはプロポ(ラジコンを操縦するコントローラ)の電池を買えばいいだけという超お手軽なセットです。
TT-02はビギナーから中級者、エキスパートまで楽しめるという素晴らしいマシンですし、もちろんオプションパーツを組み込んでカスタムすることも可能です。
車体だけでなく、ボディが完成してるっていうのが凄く助かります。
だって、はじめこれですからね~👇
画像出典:TAMIYA
透明なやつにスプレーしなくちゃいけないんです。
何の労力もなく、綺麗なボディが手に入ってしまうなんて最高。
特にリアルな再現を求める実車ファンはすごく嬉しいんじゃないでしょうか。
はじめに完成品から入って、ラジコンを走らせる楽しさがわかってから組み立てキットを買うのも全然ありです。
一人でRCカーを走らせてもつまらいでしょ?
「ラジコンやりたいけど、周りに誰もやってる人がいないからな~」という方は多いと思います。
家で組み立てたり、カスタムしている時はいいんですが、
一人で走らせるのはちょっと勇気がいりますよね。
かと言って一人でサーキットに行くのも怖い。
「知り合いがやってないからやめておこう」と諦めている人もいらっしゃることでしょう。
でも大丈夫です。
むしろRCカーを始めることが、交友関係を広げるきっかけになります。
ラジコンショップやサーキットは、ラジコンが好きな人々が集まっている場所です。
共通の価値観を持った人なら打ち解けるのは難しくありません。
そうは言ってもすでに仲の良いグループができているところに入っていくのは難易度が高いです。
でも中には、同じように始めたばかりの人もいるはずです。
何度か通っていれば、自然と会話を交わせるようになってすぐに仲良くなれますよ。
もちろんSNSを利用するのもいいと思います。
実は同じサーキットでやっていたという人が見つかるかもしれません。
自分の周りにやっている人がいないからと言ってラジコンを始めるのを躊躇する必要は全くありません。
RCカーを買うタイミング
欲しいと思った時に買うのがベストです。
欲しいマシンがあって、予算があればそれがベストなタイミングです。
が…
「買った途端に新商品が出た」というのも嫌ですよね。
ですがそんな頻繁に新商品が出てくるわけではありませんし、入門用のものならモデルチェンジもあまりしません。(タミヤのTT-02など)
⇩1/10RC トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリス WRC(TT-02シャーシ)
画像出典:TAMIYA
タミヤのHPにはこれから発売するRCカーやRCパーツの情報や、ニューストピックスが出ています。
ツイッターもフォローしておけば最新情報を入手できます。
中には限定販売の場合もありますので、「後で買っておけば良かった…」とならないように、欲しい時に買うのがいいと思います。
奥さんに内緒で買ってキレられないようにしてください。
これからRCカーを長く楽しんでいくためのポイント
これからラジコンを始め、ずーっと楽しんでいくためポイントをまとめました。
気になるラジコンを見つけたらすぐに買う
少しでも「これ欲しい」というラジコンに出会ったらすぐに買って始めましょう。
性能がどうとか、人気がある・なしよりも自分の感覚を優先するのが一番です。
実際に手に入れて、自分で触ってみることで知識が深まります。
そこではじめて、
「やっぱりあっちのマシンの方がいいんじゃないの?」
「あれもやってみたい」
と次の興味がわいてくるんです。
RCカーを1台手に入れた瞬間、あなたの世界が急に広がりますよ。
仲間との出会い
一緒に走る仲間との出会い。
これからRCカーを楽しんでいくのに最も大事なものです。
仲間がいると良い点は、ライバル意識を持つことで技術が向上したり、情報交換したり、困った時に助けてもらえることです。
でも仲間がいて一番良い点は、ただただラジコンを走らせるのが楽しくなるということ。
はっきり言って「速い、遅い」「上手い、下手」は全然関係ありません。
共通の趣味を持った人達と同じ時間を共有するだけで楽しいんです。
例え近くにサーキットがなくても、ラジコン仲間がいなくても楽しんじゃえ♡
住んでいる場所によっては、近くに全くサーキットがない人もいらっしゃると思います。
ショップもサーキットもないのなら、思いっきり走らせることができませんし、ラジコン仲間を作ることだって難しいですよね。
でも今はスマホやネットがあれば日本中、いや世界中の人々と繋がることができます。
あなたが
「これからRCはじめるぜ」
「俺ラジコンでこんなとやってるんだよ」
と積極的に発信すれば、同じラジコン好きが見てくれるはずです。
きっと一緒に遠くのサーキットまで遠征してくれる人が見つかりますよ。
普段は一緒に走らせることはできなくても、
月に1回だけの練習でも、
年に1度のレースだけでも、
そこで会える仲間がいれば十分楽しいものなんです。
それに何度も言いますが競技だけがラジコンじゃありません。
RCカーを使って実車の走りをリアルに再現したり、それを動画にしてupするのもめちゃくちゃ楽しいですよね!
⇩こちらはRCカービルダーMACKY WORKSさんの作品。
内装の作り込み、各種のギミック、質感、カッコよすぎますよね~
しかもこれが豪快にドリフトしちゃうんですからヤバすぎです!
⇩電動ルーフのランボルギー二
RCカーの楽しみ方は本当に自由で可能性がたくさんあります。
一人でも、仲間と一緒でも楽しいものは楽しいんです。