今回のテーマはラジコンを始めるのに必要な予算です。
RCカーには、
・キット(車体、シャーシ)
・プロポ、受信機
・サーボ
・ESC(アンプ)
・バッテリー、充電器
・工具、塗料(ボディ塗装用)
が必要になります。
これらのアイテムを揃えるために「一体いくらかかるのか?」について、具体的な例をあげて紹介していきます。
今回サンプルにするのは、
・タミヤの入門用ツーリングカー「TT-02」
・かわいいフォルムと走りが人気の「コミカルグラスホッパー」
・部屋の中でも走らせることができる手のひらサイズのRCカー「京商ミニッツ」
です。
画像出典:Amazon
「TT-02」「コミカルグラスホッパー」については、
・キットとメカ類をバラバラに購入
・必要なものが全て揃った組み立て済みセット(XB)を購入
の2パターンでシミュレーションしています。
※すぐに見たい項目があれば下の目次から選んでください。
目次
タミヤ「TT-02」でラジコンを始める場合に必要な予算
画像出典:Amazon
【タミヤ 1/10 トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリス WRC(TT-02)】
単品をバラで購入する | 組み立て済みセット(XB) | |
必要なもの | ・キット 約10,368円
・プロポ、受信機、サーボ ・ESC ・バッテリー、充電器 ・工具、塗装用塗料 |
・セット 約16,719円 |
必要な予算の合計 | 約34,412円 | 約16,719円 |
ここでご紹介している価格は、大手ラジコン通販ショップでのだいたいの実売価格です。
※通販の場合は送料が必要な場合があります。(0円~1,000円程度)
※それぞれ別途プロポ用の乾電池(単3形4本程度)が必要です。
とは言うものの、全て入門用のアイテムでまとめてあります。
案外お金がかかるのが工具や塗料です。
「純正カラーがいい」という方なら塗装・カット済みのボディが付いているXBは魅力的です。
組み立てキットとメカ類をバラバラに購入する場合のシミュレーション
◆ キット … 約10,368円
◆ プロポ + 受信機 + サーボ + ESC(アンプ) … 約11,944円
プロポ → SANWA MX-6
受信機 → SANWA RX-391
サーボ → SANWA SRM-102Z
ESC → SANWA BL-sport
参考記事👇
・ラジコンのプロポはどれを選べばいい?「RCカー用プロポの種類・設定の注意点」
・ラジコンのサーボはどれを選べばいいの?「RCカー用サーボの種類と特徴」
・ ラジコンのアンプはどれを選べばいいの?「RCカー用ESCの種類と特徴」
◆ バッテリー … 約2,420円
タミヤレーシングパックSP1600
参考記事👇
・ラジコン用バッテリーの種類と特徴「初心者におすすめなのはどれ?」
◆ 充電器 … 約3,716円
ハイテック AC Balance Charger X1 NANO
参考記事👇
・初心者におすすめのラジコン用急速充電器はどれ?「RCカー用バッテリー充電器の種類と特徴」
◆ 工具 … 約4,926円
タミヤ RCツール 8本セット → 約1,901円
モデラーズニッパー → 約1,037円
曲線ばさみ(ボディカット用) → 約1,210円
デザインナイフ(ボディカット用) → 約778円
参考記事👇
・ラジコンを作るために必要な道具「RCカー制作で揃えておきたい工具」
◆ ボディ塗装用スプレー塗料 … 約1,038円
タミヤ ポリカスプレー 2本程度
組み立て済みセット(XB)を購入する場合のシミュレーション
・タミヤXB … 約16,719円
XBなら必要なものが全て揃っていますので、あとは単三電池を4本入れてバッテリーを充電すれば走らせることができます。
画像出典:Amazon
ところで…
逆に言うとキレイに仕上げるはけっこう大変なんです💦
XBなら「何の苦労もなく」カッコいいボディが手に入ってしまいます。
カスタムしたり、分解整備する時には工具が必要になります。
とりあえず走らせるだけならいりませんが、初心者の時はぶつけて壊すことも少なくありません。
修理することも想定して一緒に工具を購入してもいいかもしれませんね。
・工具 … 約2,938円
タミヤ RCツール 8本セット → 約1,901円
モデラーズニッパー → 約1,037円
タミヤ「コミカルグラスホッパー」でラジコンを始める場合に必要な予算
画像出典:Amazon
【タミヤ 1/10RC コミカル グラスホッパー(WR-02CBシャーシ)】
単品をバラで購入する | 組み立て済みセット(XB) | |
必要なもの | ・キット 約12,096円
・プロポ、受信機、サーボ ・ESC ・バッテリー、充電器 ・工具、塗装用塗料 |
・セット 約18,663円 |
必要な予算の合計 | 約36,140円 | 約18,663円 |
コミカルグラスホッパーは先ほどのTT-02よりも元の価格が約2,000円ほど高くなっています。
TT-02との大きな違いは「ドライバー人形付き」という点です。
画像出典:タミヤ
組み立てキットの場合は人形も組み立てて塗装します。
その場合、プラスチック用の塗料と筆が必要です。
こちらにもコミカルグラスホッパーの情報がまとめてあります。
→コミカルグラスホッパーでラジコンをはじめよう!遊び方が色々あって超楽しい
コミカルシリーズ第2弾としてコミカルホーネットも登場しました👇
→コミカルホーネットの価格・スペック「グラスホッパーとの違いは?」
京商「ミニッツ」でラジコンを始める場合に必要な予算
画像出典:Amazon
京商ミニッツは1/27という手のひらサイズのRCカーです。
ミニッツの凄いところは、こんなに小さいのに超本格的な走りができるところです。
プロポ付きのレディセットで「約14,969円」です。(+送料)
最低限の工具がセットされていますので、
・走行用の単4アルカリまたはニッケル水素電池4本
・プロポ(送信機)用の単4アルカリ電池4本
を用意すればすぐに走らせることができます。
飾っておくだけでもいいくらいのカッコよさ♡
画像出典:Amazon
通常のRCカーは走行用バッテリーが必要ですが、ミニッツは単4乾電池4本で走らせることができるのでお手軽です。
画像出典:Amazon
別売りのボディやパーツがたくさんラインナップされているので、自分好みのカスタマイズをすることもできます✨
ミニッツは自分の好きなプロポと組み合わせることができます。
ですが、「これからラジコンを始めたい」という人には、プロポもセットになっているレディセットがおすすめです。
もっと安いラジコンが欲しい!「低予算で買えるRCカー」
「とにかく安く始めたい」
「とりあえず走らせたい」
という方には、初期コストが安いタミヤXBシリーズがおすすめです。
その中でも1/10RC XB グラスホッパーは約11,924円~とかなりお安くなっています。(+送料)
※この記事を書いている時点での情報です。
画像出典:Amazon
画像出典:Amazon
現在のものは1984年に発売された大人気RCカー「グラスホッパー」の復刻版です。
非常にシンプルで丈夫なシャーシに380モーターが組み合わせてあるので初めてのラジコンにはピッタリです。
通殆どの1/10RCカーは540タイプのモーターが付いてます。
380モーターはそれよりもサイズが小さくてパワーも低くなっています。
スピードが物足りなくなったら380モーターを540タイプに交換することもできるので長~く遊べます。
RCカーを始めるための予算:まとめ
・RCカーはキット・メカ類の他にも工具や塗料の予算が必要
・組み立て済みセットの方が初期コストが抑えられる(ただしメカ類は最低限のものが付属)
・タミヤのXBなら約20,000円くらいあれば予備バッテリーや工具を揃えることができる
はじめから高価なキットやメカを買うのは悪くありませんが、なるべく予算をかけずに始めるのも大切です。
「安いラジコンだと楽しめない」ということは全くありませし、徐々にステップアップしたほうが性能の違いを感じることができて喜びも増えます。
★Amazonでラジコン・パーツを買うなら「Amazonプライム」が絶対お得!!